社会人になってからの初めての恋愛はツイッター経由での恋愛でした。
出会いが少なくなる社会人。毎日顔を合わせるのは会社の人ばかりで、そこに恋愛感情は生まれませんでした。
ツイッター自体は大学生のころからやっていて、ですが学生のころは彼氏もいたので、ツイッターに出会いを求めることはしていなかったのですが、その彼と別れ、出会いもない社会人生活を続けていると、出会いはツイッターにしかないのでは?という考えになっていきいました。
当時好きだったのはまさにツイッターのフォロワーさん。よくタイムライン上でもリプライをとばしあって会話を楽しんでいました。その彼は九州に住んでいて、一方の私は関東在住。会うことはないと思っていたのですが、大学院生だった彼が就活で都内にくるという話がありました。
これはもう飲みに行くしかない!という話になり、お互いになんとなく顔や雰囲気も知っていたので(顔だしはしてませんでしたが、写真をツイッターにあげたりしていたので)、安心して当日に挑みました。
いざあってみると、想像より整った顔で、身長も高く、しかも話していておもしろい!楽しい!話題につきなくて、波長も合って、ひとめぼれ(というんでしょうか)してしまいました。彼も私との会話を楽しんでくれていたように思います。
彼が就活が終わりいったん九州に帰ってからも、まるで恋人みたいなメールのやり取りが続き、私の気分は盛り上がりっぱなし。そして春になり、彼が都内に引っ越して住むことになったんです。当時私は千葉の実家に住んでいたのですが、私も同時期くらいに都内に引っ越すことになり、しかも偶然にも彼の引越し先と電車で3駅の距離。これは運命としか思えない!
そして二人ともが都内に引っ越し、もちろんこれまでよりも頻繁に飲みに行くことにもなりました。二人でいるときに空気はとても心地がよく、気も使わないでいられる関係ですごく気に入っていました。
満を持して、出会ってから2年ほどで、私は告白を決めました。
それまでにも酔っ払った勢いで好意を伝えたりもしていたので、彼にはもう最初からばれていたとおもいます。
彼も好意にこたえてくれている発言をしてくれていました。
ですが、自信はありませんでした。一歩、届かない気がしていたのです。
案の定、振られてしまいました。私は「とてもいいお友達」だったみたいです。彼にときめきを与えられなかったのが敗因でした。
そんな彼ですが、今でもとてもいいお友達です。
私は結婚し旦那がいますし、彼にも婚約中の彼女がいますが、年に数回、時間を見つけては二人で飲みに行き、他愛のない会話を楽しむだけで、なにもありません。
初めてのツイッターでの恋愛は失敗に終わりましたが、いい友達がみつかったので満足しています。
Be First to Comment